おいしいご飯を食べ終えた2人は、犯人と目星をつけた容疑者のもとへ向かいます。
「ひいぃ! 僕じゃありませんですハイ! お許しをぉおお!」
熱血探偵が向かったスタッフは、どうやら犯人ではなかったようです。
対して。
「……そうじゃ! ワシが壊したんじゃ! 気に食わなかったんじゃよ、アレは!」
理論派探偵の推理はぴったり当たり! 事件は解決されました。
「ま、これぐらい私の実力ならば当然ですけれどもね!」
「フン、次は自分が解く!」
2人の仲は、まだまだ深まらないようです。
おしまい。
解説
犯人は作家。動機は「作品が気に食わなかったから」でした。
2人の持っている情報を合わせれば、謎は解けるでしょう。
・熱血人情派探偵から「12時にガシャーンと大きい音がしたこと」
・高飛車な理論派探偵から「12時に作家が倉庫に入ったこと」
この2つの状況証拠を合わせれば、作家以外に犯人はいません。
スタッフが彫刻の破壊を見たのに周囲に何も伝えなかったのは「500億円の彫刻ですよ⁉ 怖くなっちゃって逃げちゃって……!」ということ。後で疑われることまで頭が回らなかったのでしょう。
オーナーが倉庫の方から走ってきたのは、「単に忙しいからだよ! 用事が立て込んでたから急いでたんだ!」ということでした。証言は、あくまで倉庫「の方」からですからね。
頭を抱えて色々考えていたのは「500億円の彫刻が壊れたら頭も抱えるだろ!」とのこと。
感想戦
マダミスには感想戦と呼ばれる、ゲームプレイ後に、お互いの情報を見せ合って、知らなかった情報を開示しあったり、感想を言い合ったりする時間があります。
紙を両方開いて、自由に感想を言いあって見てくださいね!
感想のシェア・ネタバレ
お互いの秘密を探り合うゲーム性ゆえに、ネタバレを知ってしまうと、その作品は遊べなくなってしまいます。次に遊ぶ人のためにもネタバレは厳禁です!
面白かった・つまらなかった・またやりたい、などざっくりした感想にとどめましょう!
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マーダーミステリーとは?
一般的なマーダーミステリーの場合、容疑者である「作家」「スタッフ」「オーナー」になりきって議論をします。
犯人である作家は壊したことを隠し、
目撃者であるスタッフは第一発見者になるのを嫌がって黙っていたことを誤魔化し、
探偵役のオーナーは必死に犯人を捜します。
通常、2時間以上かかるマダミスを、今回は超簡易版で圧縮してお届けしました。
もう1作、マダミスを遊びたいな、と思っていただけたらうれしいです!
作者、いしづどどは会社の研修や採用、キャリアを考える会、起業家の集まりなどで使えるビジネス用マーダーミステリーを開発中で、事業化予定です。
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ここまで読んでいただきありがとうございました!